法定利息の30~70倍! 「カード現金化」10人逮捕 高金利融資容疑 警視庁

クレジットカードで商品を買わせ、購入代金の一部を返金する「カード現金化」と呼ばれる手法で高金利融資をしたなどとして、警視庁生活経済課が出資法違反(高金利など)の疑いで、東京都港区の現金化業者の元代表、福場秀樹容疑者(33)ら10人を逮捕していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。

(以上、2012年7月19日 MSN産経ニュース より引用)

貸金業法の改正により総量規制が導入されたことなどを原因として、消費者金融やクレジットカードのキャッシングによる借り入れが出来なくなった人が、クレジットカードの現金化を利用することが問題になっています。

上記のケースでは、ほぼ無価値なゴルフボールや雑貨などを数十万円で購入させ、キャッシュバックとの名目で現金を渡していたとのことです。たとえば、購入金額が10万円であれば、8万円の現金が手に入るというような具合です。これを金銭の貸し付けだとみなせば、法定利息の30~70倍にも上る金利を取っていることになります。

逮捕されたのはカード現金化の業者であり、利用者ではありません。しかし、クレジットカード現金化の利用はカード利用規約に違反しますし、利用者についても犯罪行為に該当する可能性もあります。

したがって、このような違法業者からの借り入れは決してするべきではありませんし、カード現金化は一時しのぎにしかならず、結局は借金が増大するだけです。

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